グローバルイノベーションセンター開所記念式典を開催

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グローバルイノベーションセンター(GIC)は、国内外の産学官が一体となり、オープンイノベーションを基軸として新たな価値を作り出すための組織として、これまでの産学連携センター(KASTEC)を改組して、平成28年10月に誕生しました。その改組を学内外に周知するため、平成29年4月7日(金)に、筑紫キャンパスの総合研究棟(C-CUBE)筑紫ホールにおいて開所記念式典、及びそれに先立ってKOINE(Kyudai global Open Innovation Network Engine)研究プラットフォーム説明会を行いました。

GICは新しいスタイルの産学官連携を構築するため、九州大学が新しく提案するオープンイノベーションのKOINEモデルを推進します。KOINEでは、国内外の地域や組織の種別・大小・歴史によらず、研究開発分野、活動領域の異なる様々な言語・目的・夢を持つ方々が、平等で自由闊達な議論や交流を通じて理解や目標を共有することで、複雑な社会課題や新たな研究領域に取り組み、イノベーションの創出に挑戦します。

KOINE研究プラットフォーム説明会においては、60社以上の企業から130名を超える参加があり、KOINE及びGICの各教授が進めている研究プラットフォームの仕組等の説明を行い、今後の様々な共同研究ネットワーク形成を始める機会となりました。

久保千春九大総長

開所記念式典は、ポール マデン駐日英国大使、真先正人文部科学省官房審議官 (科政局担当)をはじめ、6か国の外国公館、政府関係者、福岡市をはじめとする自治体、大野城市長など180名を超える方々が参加して行われました。

ポール マデン英国大使

式典では、久保千春総長から、「グローバルイノベーションセンター(GIC)が,大学や産学界,地域をつなぎ,イノベーションを興すことで,我々の社会を豊かにし,さらにグローバルな繁栄に貢献することを願います。」との挨拶がありました。

真先正人文部科学省審議官

ポール・マデン駐日英国大使から、「九州大学はASEAN諸国と非常に強力な協力的な関係を結んでおり、国際的にも非常に有数のHUBとなる地点です。英国そして日本のイノベーション分野において、さらにイノベーションが進むことを期待し、そして共通の課題に対して、そして共通の未来に向かって、私たちが今後も協力することを望むものです。」との祝辞があり、真先審議官からは、「文部科学省としても、GICが、産学官連携による共同研究強化のためのガイドラインの取組を実践いただきながら、オープンイノベーションの先進的なモデルとなることを期待しております。」とのご挨拶がありました。さらに、パトリック バニスター英国総領事館副総領事による「The UK Innovation Ecosystem」と題した基調講演も行われました。

ポール マデン英国大使

本式典において60を超える企業参加を得たことは、GICの活動への大きな期待の証左であります。この強みをさらに強化・発展・明確化させることは、GICのアクティビティの向上にとどまらず、本学のオープンイノベーションの展開に大きな意義をもつものです。

【写真】左上:久保千春九大総長
右中:ポール マデン駐日英国大使
左中:真先正人文部科学省官房審議官
右下:式典会場内の風景

(公開日2017-5-2、更新日2017-5-22)

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