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研究内容

研究テーマ

1)機能性ガラス-セラミックスの開発
・有機/無機メソポーラス材料の開発
・粉末焼結法による機能性透明シリカガラスの開発
・室温ナノインプリント法・低環境負荷型によるガラスへの微細加工
・印刷技術を用いた発光・導電性ガラス

2)レーザー分光法を用いた高温ガラス液滴の融体物性と構造
・その場マイクロレオロジー、ラマン測定法を用いた構造・物性の相関解明

3)酸化物ガラスの省エネルギー型材料プロセッシングと設計指針の提案

機能性ガラス-セラミックスの開発

新規な高機能ガラス・セラミックス材料の開発は物質の組成-構造-物性の相関を系統的に明らかにすることが重要となります。特に実用・応用を視野に入れた場合、新規なプロセスの開発は常に基礎研究の成果とその基礎的理解が大きく求められています。材料の中でもガラスや高分子材料の液体状態における分子の結合状態や中距離構造は極めてユニークな構造を有し、それらを制御することで新奇な構造や機能性を有することが期待されています。

図

本研究では機能性を最大限に引き出すための材料プロセッシングの構築、成形加工プロセス、構造解析等を種々の分光学的手法や材料工学を基礎とした評価システムを用いて積極的に取り組んでいます。特に、次世代を担う機能性ガラス、セラミックスの光学・電気・機械的特性、融体物性に着目し、研究を進めています。これらの成果を基に、フォトニクス、エレクトロニクス、バイオマテリアル分野の新規材料の創製と高度化を目指して有機・無機ナノコンポジットや多孔質材料の開発行っています。現在、資源が豊富なシリカを基礎素材として、上記に示すように、実用化を視野に入れた産業の創世を目指し、共同研究を行っております。
また、環境にやさしい省エネルギー型製造・計測プロセスの開発を目指し、博士、修士課程の学生及び学部生とともに研究を進めています。